毎年、春になると来年入学を迎えるママパパの話題になるのが、ランドセルをどれにしようかという話題です。
最近ではどんどんランドセル商戦が早くなってきて、入学の1年以上前の2月ごろには新モデルが発表されています。
我が家も、ラン活でいろんなお店を見て回り、申し込み開始日にはパソコンの前に張り付いて申し込みをしました。
今回は、新一年生のランドセル選びの参考にしていただけるよう、今回は我が家が実際に6年間使用したランドセルを徹底レビューします。
我が家の長男が使用しているのは土屋鞄製作所のランドセルです。

種類:アンティークモデル 牛皮
カラー:黒
重さ :1,390g
仕様 :防水 A4フラットファイル対応 6年間無料修理保証
価格:購入時は72,000円 →現在は82,000円
アンティークモデルは、あめ色の内側のカラーと金具がレトロで落ち着きのある雰囲気を演出しているモデルです。
購入時に雨カバーや革製のネームタグなどが付属していました。
土屋鞄製作所を選んだ理由は、高級感があり、落ち着きのある色や素材が気に入ってお店まで見に行き試してみました。
太陽の光に当たった時と、室内とでは色合いが異なるカラーもあり実際に見て試して、屋外での試着もさせてもらいました。

ICOA
息子は当時から濃紺や深緑、黒などのカラーを選んでいました。
1965年にランドセルづくりから始まった会社で、丁寧に手作業で作られています。
目次
土屋鞄製作所のランドセルを6年間使った感想

コンセプトは「長く大切に時を重ねるほど愛着の湧く鞄」とにかく丈夫で型崩れなどもしておらず、形や色も購入当初からあまり変わっていないと感じています。
雨の際に雨カバーはつけていませんが、牛皮なので濡れたらすぐに拭くようにしていました。
ベーシックで落ち着いたデザインと色を選んだので、6年間飽きずに使用できています。

ICOA
息子にこのランドセルの良いところと悪いところを聞きました。
- 荷物がたくさん入る
- 丈夫でしっかりしている
- 金具の色がカッコイイ
- 蓋を閉めたときに、カギが自動で閉まらない。

ICOA
本人は全体的に愛着を持って気に入って使っているようです。
土屋鞄製作所のランドセルを6年間使ってみて徹底調査

フタ部分の表面に白い傷が数本入っています。
息子がマンションのレンガの壁によりかかった際に入ったものだそうです。
この白い傷は表面が凹んだり削れたりしているわけではなく、色がついてしまったような感じです。

それ以外にはかぶせの部分に削れたような傷や凹みなどはありません。


肩ベルトの調整の穴を6年間で数回位置を変えたので、穴の広がりや、その部分の劣化は多少見られますが、穴が破れたり使用に影響があったりするような劣化はありませんでした。

ICOA
肩ベルト部分は曲げたことによるシワはありますが、皮がひび割れした箇所はありません。

かぶせの裏側は、とくに破れることもなく利用できてます。

ランドセルの底は個性がでると思いますが綺麗です。

前段ポケット部分も特に傷もなく綺麗です。

息子が唯一残念がっていたのが、ロックが自動で閉まらないことです。

土屋鞄製作所のランドセルは、6年使っても壊れない

息子はあまり活発なほうではなく、のんびりしています。
そのため、ランドセルを投げたり雑に扱ったりはしていないので、崩れもほとんどないのかもしれません。
雨の日も濡れたらすぐに拭くようにしていたので皮部分もあまり変化はありません。
側面には芯材として、樹脂素材とスポンジの二重構造になっているので、しっかりとした作りで壊れたりつぶれたりした箇所もなく使用しています。
ステッチや手縫い補強してある肩ベルトの付け根部分も、糸の表面が毛羽立つこともなくきれいなままです。
ベルトのバックルや、サイドのフックなど金属が触れる場所には受けの皮が付いているため、擦れたりすることもありませんでした。
土屋鞄製作所のランドセルを6年間使わせてみて、よかったポイントと改善してほしいポイント

良かった点は、とにかくしっかりしているので、安定感もあり色あせもないのできれいなまま使用しています。
金具は、くすみがかったゴールドで高級感もありステッチの色ともマッチしています。
息子もこの金具とステッチの色が、

息子
カッコイイ♪。
と気に入っています。
肩ベルトも年を追うごとに柔らかく体になじんできて、しっかりとしているので安定感があります。
必要な機能はしっかりと備わっており、子供が使うものとしてはシンプルで良いいです。
改善してほしい点は、息子からのリクエストのワンタッチでカギが閉まってほしいということです。
また、肩当てが薄いのでもう少しクッション性があると子供たちの体への負担が軽くなると思います。
今後ランドセルを購入する人へのアドバイス

資料請求をした際のカタログに小さくカットされた素材見本がついていたので、実際にフォークや爪などで引っ搔いてみて、傷のつきやすさを確認しました。
お子様の性格に合わせて、傷つきにくい素材のものや軽さなどもランドセルを選ぶときには、重要なポイントです。
表面に光沢があるツルっとした素材のものは、サンプルで試したときも凹みがつきやすかったです。
この6年間の間に学校からパソコンを毎日持ち帰るようになり、荷物が重くなりました。
少しでも軽いランドセルを選んだほうがお子様への負担も少ないと思います。
6年間で好みも変化するので、落ち着いた色やデザインのものを選んだほうがいいと感じています。
この記事を書いた人

ICOA
小学生の2人の子を持つ母です。
マイペースで科学大好きな息子と、しっかり者で歴史大好きな娘の学習教材や習い事に日々悩んでいます。
ランドセルは2人とも土屋鞄製作所のものを使用しています。
6年間子供にランドセルを使わせてみて、管理者からICOAさんにインタビュー
Q
6年間ランドセルを使わせてみて、ランドセルを使う時に重要なポイントは?
A
6年間の間に持ち物が大きく変化しました。
学校からパソコンを毎日持ち帰るようになり、荷物がだいぶ重くなったので、少しでも軽いランドセルを選んだほうが良いなと思いました。
パソコンを持ち帰るようになったのは、高学年になってからなので息子は問題ありませんでしたが、低学年でパソコンを入れると結構荷物が重いので大変だったかも?と感じました。
100gでも200gでも軽いもののほうがいいと思います。
Q
6年間ランドセルを使わせてみて、便利だった機能は?
A
防水加工がしてあるため、水をはじいて子供たちでも管理が楽で、劣化が少なかったように感じます。
荷物が入る量も、少ないということもなく問題なく使用できました。
防犯ブザーをつける金具や、背あてのクッションなど必要な機能はきちんとついていたので満足しています。
Q
6年間ランドセルを使わせてみて、6年前のラン活時の自分にアドバイスするなら
A
あまりブランドにこだわらずにいろんなメーカーのものを見てみたほうが良いとアドバイスしたいです。
もちろん、土屋鞄製作所のランドセルには満足していますし次も同じものを買うと思いますが、比較したメーカーが2~3社だったので、もう少し幅を広げて比較しても良かったなと感じました。
ブランドなどは小学校に入ってしまえばあまり関係ないので、それよりも機能やカラーなど様々なメーカーを比較しても良かったなと感じています。
Q
もし今ランドセルを買うとしたら何を重視しますか?
A
軽さと、華美ではなく飽きの来ない色やデザインを重視します。
年長さんの時に自分で気に入ったものを選ばせましたが、落ち着いた色味のものを選んでくれたので、高学年になっても違和感なく持つことができたと思っています。
Q
今ランドセルを買うとしたら何をかいますか?メーカーと種類と理由を教えてください
A
きっと同じものを選ぶと思います。
表面がツルっとしているものは傷が目立ちやすいため、凹凸のある牛皮で、落ち着いた色合いと金具の雰囲気も息子も気に入っています。